御朱印を頂きに行こう!
神社やお寺ではお参りする時に願いごとではなく感謝をのべる。そんなお話を聞いた事ありませんか。例えば、自分がその寺社の神様だったらどうでしょう。願いごとばかり述べる人と、感謝を述べる人、どちらに手を指し伸ばすか…。私は寺社に行って手を合わせる時に、自然と感謝の気持ちが出てくる自分にホッとすることがあります。もちろん、神様にお願いしたいことはありますが、それよりも先に感謝の念がある自分に安心するのです。
「いきなり感謝の気持ちなんて難しい。」そう思う方もいると思いますが、私も前はそうでした。けれど、これは日々の心がけで変わります。日常の中で感謝の気持ちを忘れずに過ごすと、自然と寺社で手を合わせた時も感謝の思いがこぼれるのです。
そんなわけで、私はいろんな寺社をめぐることも好きなのですが、今年は寺社を巡った時に頂くことができる“御朱印”を集めはじめました。自分がめぐった寺社に行った記念に“御朱印”を頂いて、それを見返した時、私はこれだけの寺社の神様に感謝の気持ちを述べたのだと思えるように…。自分が感謝の気持ちを述べた証として。
御朱印とは、そもそもどんなもの?
御朱印というのは、本来、お経を書写したものを参拝者がお寺にお納めした時に、その証として頂くものでした。江戸時代になって寺社参詣が一般化し、それが観光の旅と結びついて庶民の参詣者が増加するようになると、御朱印本来の意味が忘れられ、経を納めなくても参拝の証として御朱印が授与されるように。
つまり、参拝をしただけで、御朱印を頂くという現在の形ができあがったといわれています。
もともと寺社から頂く「お認め」の印なので、スタンプラリーと違って、参拝者が自分で押すことはありません。寺務所や社務所の方に書いて頂いて、判を押して頂きます。初穂料、志納金、朱印料…は、300円~500円というところが多いそうです。
御朱印は、もともと、お寺であれば、写経を納めたしるしとして頂いたもの。御朱印だけ頂いて参拝しないのでは本末転倒。きちんと参拝しましょう。
授与してくださる寺社の職員の方には、心からの畏敬の念を。小さい寺社の中には、少人数の職員でお仕事をされるケースも多くあります。自分の御朱印を頂くことばかり優先して、忙しくされている職員の方に迷惑をかけることは絶対にやめましょう。神さま・仏さまを心から敬うという参拝の本来の意義を忘れることなく正しく楽しく御朱印集めを。
旅の記録や思い出に御朱印を頂くこともいいことだと思います。だけれど、最近では、御朱印をスタンプラリーのように集める方も多いと聞きます。集めだすときっと楽しいので、その気持ちは分からなくもないのですが、本来は、神仏を心から敬う参拝の本来の心持ちを忘れることなく、御朱印を集めるといいのでは、ないかなと思っています。
ポップな表紙がかわいい「GOSHUINノート」
御朱印帳、渋いのも格好良くてステキなのですが、より気持ちがあがりそうなポップなものないかな…と探していたら、見つけたのがこちら…“kichijitsu”の『GOSHUINノート』です。
こちらは、持ち歩くのが楽しくなる華やかな御朱印帳。寺社で実際に御朱印を頂くことができます。私自身、御朱印帳を見返した時にこの神社で私はどんな「ありがとう」を伝えたのだっけ?そんな風に思い返せる、オンリーワンな御朱印帳にしていきたいと思っています。
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