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株式会社エクストリームのエクストリーム出社

出社ニスト図鑑 第2回 エクストリーム出社を社内行事に取り入れた理由:株式会社エクストリーム

エクニュー!

出社前の時間を活かして遊ぶ方法を考える「エクストリーム出社」。
エクストリーム出社協会では、この自由な発想を駆使して毎日の楽しみ方を切り拓く人々のことを、尊敬の念を込めて「出社ニスト」と呼んでいます。

この連載「出社ニスト図鑑」では、そんな「出社ニスト」のみなさんとエクストリーム出社しながら、その発想のスタイルを探っていきます。

今回取材させていただくのは、オンラインゲームやソーシャルアプリ・携帯電話向けコンテンツなどを手掛ける「株式会社エクストリーム」
こちらはなんと、社内行事にエクストリーム出社を取り入れています

2017年4月末、ゴールデンウイークの直前に行われたのは、新卒社員と入社2年目の「元・新卒社員」が交流する「早朝フットサル大会からの出社」

エクストリーム出社とはいえ、会社の行事。
参加している人たちは、いったいどんな表情なのか?
……イヤイヤだったりしないだろうか?

気になって、見学をさせてもらいました。

ビル屋上のフットサル場に集合

この日の会場は、エクストリーム社から徒歩10分ほどの場所にあるフットサル場。
6:30という時間ながら、すっかり日は長くなって、軽く汗ばむくらいの陽気です。

エクストリーム社のエクストリーム出社

7:00ごろ、スーツ姿で登場するエクストリーム社のみなさん。
まるで高校の公式試合のような雰囲気です。まさか、この格好でフットサルを?!

エクストリーム社のエクストリーム出社

というのは冗談で、更衣室でしっかりスポーツモードに変身。
普段この時間にいるはずのない場所を楽しんでいる感じです。
「フットサルなんて初めてですよ~」なんて声も!

エクストリーム社のエクストリーム出社

ウォーミングアップもそこそこに、まずは開会式。

エクストリーム社のエクストリーム出社

試合の中心を担うのは、2017年新卒の新入社員とその1年先輩、2016年新卒のみなさん。
さまざまな現場に出ることが多く、なかなか一堂に会する機会のない社員同士の交流を図るのが今回の目的とのこと。

「開発の現場では、助け合いながら解決していく場面がたくさんあります。試合が始まったら年数の上下は関係なし! チームメイトが困っていたら、積極的にサポートしましょう!」

スーツ姿でプレイする姿も

午前7時、早朝フットサル大会 キックオフ!

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「出社」ということで、スーツ姿で参加するメンバーの姿も。
動きにくそうなスーツも器用に着こなして、シュートを狙いに行っていました。

エクストリーム社のエクストリーム出社

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想像していた社内行事的な空気はまったくなく、普段と違った出社前の時間を思い切り楽しんでいる雰囲気が印象的でした。

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大会が終わったのは8:40ごろ。
9:20の定時にむけて、フットサル場から出社!

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出社についていきながら、社員のみなさんにお話を伺いました。

「普段と違う筋肉を使った」

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── 今回の早朝フットサル大会、いかがでしたか?

「なんだか、これまでに味わったことのない新鮮な気分になりました! このまま上がったテンションで仕事したいですね。

「私はことし新卒入社なんですが、同期もさまざまな場所に分かれて研修していて、なかなか一堂に会する機会がないんですよね。だから、こういう形で交流できるのは貴重だなぁと思っています。」

── 普段からスポーツはされているんですか?

「はい。普段からもスポーツはしているんですが、今回はいつもと使う部分の筋肉をめちゃめちゃ使いました(笑)

── これからも、こういうエクストリーム出社に参加してみたいですか?

「はい、ぜひ! このような機会がまたあれば、ぜひ参加したいです!」

さわやかな笑顔でインタビューにも応じてくれた、エクストリームの社員のみなさんでした。
ご協力いただき、ありがとうございます!

しかし…… さらに気になります。
どうしてエクストリーム出社を社内行事に?

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社長にお話を伺いました。

代表取締役社長の佐藤昌平さんにお話をうかがいました。

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実は佐藤社長は、2014年9月の「第1回全国一斉エクストリーム出社大会」にも参加経験がある、いわば大ベテラン。
こちらから問うのも変な話なのですが、エクストリーム出社のどこが魅力に感じるのでしょうか。

「なんだか変な自信がつくんです」

── 佐藤社長とエクストリーム出社の出会いは?

テレビか何かを見ていて、エクストリーム出社を知った気がします。
失礼な言い方になってしまいますが…… ばからしいことをやっているなぁと。でも、自分もやってみたいなぁと思ったんですね。

いざ自分でやってみると、すごく楽しいし、いい経験を得られるんですよね。

【佐藤社長が挑戦したエクストリーム出社「江ノ島で遊んで出社」】

── 俺はやらないなぁ、とはならなかったんですね。

すでにエクストリーム出社をされていた方たちの笑顔が、印象に残っていたからかもしれません。

【さまざまな方が上げている、エクストリーム出社のレポート】

……なにより、「エクストリーム出社をしてきた」って、人に自慢できるじゃないですか。

今日もこのあといくつかお客さんと会う予定があるんですが、なんだか変な自信があるんです。「こっちは朝からフットサルやってきてるんだぞ!」という(笑)

普通はやってないじゃないですか。みんな。平日会社へ行く前に遊ぶって。でもそれをやっている。
そういった変な自信をもつというところを含めて楽しめるところがいいなと思いました。

最初はみんな嫌がるけれど・・・

── 実際にエクストリーム出社を体験された社員さんは、どんな反応でしょう?

最初、社員はみんな嫌がります(苦笑)
ただ、終わって帰ってきた時のみんな顔を見ると、非常に爽快感があって。
「血がめぐった感じがする」と言ってくれる人もいました。

エクストリーム出社自体は、決して参加必須ではありません。
嫌だと思う人に強制することは決してありません。
ただ、参加した人はみんな「参加してよかった」と言ってくれるんですね。

「二回目も参加するかはわからないけれど……(笑) でも、今回は参加してよかった」と。
そこまでは全員一緒なんです。

だから、こういったかたちで、社員同士が交流する場を朝に設けることは非常にいい文化かなと思います。

「”いってらっしゃい”がうれしかった」、という声

── これまでも社員交流の場は設けられていたんですか?

いま(2017年4月28日現在)、弊社は子会社ふくめ400名ほどの従業員がいるんですが、うち300人は社外の現場に常駐しています。
そういった人たちも気軽にオフィスへ帰ってこれるようにと、もともと社員同士のレクリレーションの場は積極的に設けていました。

ただ夜に開催すると、終わりのほうはみんな酔っぱらってよくわかんないままなんとなく解散になってしまう(笑)
なので朝に開催して、みんなでお互いを「いってらっしゃい」と送り出すようにしました。

すると、今年の春東京に出てきたばかりの新入社員が「ここ数ヶ月「いってらっしゃい」と言われることがなかったから、うれしかった」と言ってくれたんです。

そうか、こういう形で社員のあいだにも家族的な結束が生まれるのか、と思いました。
家族って、いちばん番結束の強い組織ですもんね。

エクストリーム出社を楽しむような人に来てほしい

── なぜ、エクストリーム出社を会社行事に取り入れようと思われたのですか?

会社に届く応募書類をみていると「エクストリーム出社を通じて社員が一体化している雰囲気を感じました」と書いてくれる人がいるんです。

ある意味ばからしいことだけど、みんなでやってみよう。そんな空気をエクストリーム出社は持っているなと感じました。

エクストリームとしても、そんな人たちにもっと来てほしい。
当社のカルチャーを伝えるうえで、エクストリーム出社はとても親和性の高い存在だなと感じ、会社行事に取り入れるようになりました。

── エクストリーム出社を楽しむようなマインドの人を求めている、と。

やっぱり私たちのようなソフトウェア・エンターテイメント業界としては、モノではなくコトをサービスとしている以上、「楽しいこと」をやっていかないといけない。

やたらと会社に行くのが面白くないからOFF充実させよう、という考えかたはなんだか悲しいなと思うんです。

ONとかOFFとか、そういった二極で語るのではなく、すべてにおいて「楽しいこと」に囲まれて毎日を過ごして、そこからお客様に喜んでいただける「楽しいこと」を生み出していけたらと思ったのです。

── 会社の通期目標にも「エクストリーム出社の実施」を掲げていると伺いました。

はい。
毎年行う新卒採用の会社説明会でも「わが社はエクストリーム出社をしています」と言っています。

たまたま(エクストリームとエクストリーム出社は)名前が一緒で、そんなところではじめた活動だったのだけど、ずっと継続してやっています、といった感じで伝えています。

取材を終えて

「会社にバレずにこっそり楽しむ」という側面をもって行ってきたエクストリーム出社を会社そのものにカルチャーとして組み込むという佐藤社長のスタイルは、まさに目からウロコでした。

経験した人同志ならではの連帯感が生まれ、そしてそれが「楽しいことを追い求める空気」となってさらに魅力的な人をあつめる──

エクストリーム出社は、化学変化でいう「触媒」のように人々の「楽しいことがしたい」という気持ちをつなげ、それ同士の化学反応を促進してくれる存在なのかもしれません。

朝早くから取材にご協力いただいた佐藤社長、として株式会社エクストリームのみなさん、本当にありがとうございました!

【取材協力】

株式会社エクストリーム