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お寺からの出社 ~ 築地本願寺「朝のおつとめ」を体験

エクストリーム出社スポットとして人気の場所「築地」。
日の出前から活発に営業する築地市場で、海の幸いっぱいの朝ごはんを楽しんでからの出社は楽しいですよね。

ところで、東京メトロ日比谷線・築地駅から築地市場へ向かう道すがら、こんな建物を見かけたことはありませんか?

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こちらは、「築地本願寺」
浄土真宗本願寺派の本山西本願寺(京都)の別院として1617(元和3)年に建立され、四世紀以上もの歴史を誇る、関東最大の念仏道場です。現在では布教の重要拠点として、直轄寺院となっています。

中では誰でも気軽に立ち寄って仏教の世界を体験できる催しが盛んに行われており、日本を訪れる外国人観光客の人も多く立ち寄るスポットになっています。

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現在の本堂は1934(昭和9)年に建築家・伊東忠太氏の設計で、古代インド仏教の様式が取り入れられたオリエンタルな雰囲気。
2014(平成26)年には、本堂・石塀・三門門柱(正門・北門・南門)が国の重要文化財に指定されました。

入口にステンドグラスがあしらわれていたり・・・

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本堂のなかには「パイプオルガン」も。
日頃抱いている「お寺」のイメージが変わる、先進的な内装になっています。

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そんな築地本願寺は、毎朝6時から無料で入場が可能。
いちど体験してみたかった「お寺からの出社」を、今回体験してみたいと思います!

7時開始の「朝のおつとめ」

今回訪れたのは、毎朝7時(元旦は6時30分)から行われている「朝のおつとめ(晨朝勤行(じんじょうごんぎょう))」

南無阿弥陀仏の念仏に引き続き読経がはじまり、続いて浄土真宗の教えをわかりやすい言葉で解説する「法話」、そして読経に曲がつけられた「仏教讃歌(さんか)」を行っています。
1時間ほどのおつとめのあいだは出入り自由。気負いすぎず、気軽に立ち寄って雰囲気にふれることができます。

こちらが「朝のおつとめ」の会場。
高い天井に囲まれた空間にバリトンボイスの読経が響くと、あたたかいお湯につかっているような、不思議な安心感につつまれます。

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【動画】読経のもよう

「はじめての読経、いったいどんな風に読めば・・・?」
そんな人のために、参加者には「聖典」が貸し出され、字を追いながら読経することができます。

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読経では独特のうねりをつけた読み方をしますが、その「上げ下げ」のポイントもわかりやすく書かれています。

文字の左側に書かれたヒゲのような印にあわせて読み上げれば、誰でも完璧な読経が可能。これは助かります。

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「仏教讃歌」を歌ってみた

法話がおわり、「朝のおつとめ」のしめくくりとなるのが「仏教讃歌(さんか)」。

明治期より、キリスト教の讃美歌などに刺激を受けるかたちで仏教にも西洋音楽が取り入れられ、このような「歌う教え」もあるのです。
その内容は、いわゆるお経に対して抱きがちなモノトーンさとは一線を画す、とてもメロディアスな雰囲気です。

【動画】仏教讃歌(「恩徳讃」)

感じたのは、音としての心地よさ。
お腹からゆっくりと伸びやかに声を出していくうちに、出社中に抱えていたモヤモヤや、日頃抱えていたイヤなことがゆっくりと溶けていくような気分に・・・

いつもは満員電車のなかでピリついてばかりだけど、同じ時間でも今日はこんなにおだやか気持ち・・・。

こころおだやかに出社

午前8時ごろ、朝のおつとめは終了。

お焼香を済ませて・・・(これも図入りの手順でわかりやすい!)

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外へ。
いつもの景色がちょっと鮮やかに見えた・・・気が。
心の持ちようで景色って、変わるんですね。

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本堂のとなりには、朝8時から営業のお休み処「紫水」。
名物「門前そば」や300円のモーニングセットなど、さまざまなメニューで朝食を楽しむことが出来ます。

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普段の生活から気持ちをリセットする「お寺からの出社」。
あなたもいかがですか?